Release Notes

XTM Cloud v13.0

全般

  • XTM Cloud管理者は、PowerPointファイル用にフィルターテンプレートを設定できるようになりました。
  • 編集距離の計算をするための機能が改善され、中国語、日本語、タイ語ではより正確な結果が算出されるようになりました。
  • XTM Cloud外部からユーザ詳細をインポートする機能がさらに効果的になりました。Excelのユーザインポート テンプレートが拡張され、UI上のユーザエディタにて利用可能なオプションすべてに対応しました。
  • XTM Cloudのシステム コンフィギュレーションにて、[単語数の重み付け]機能を管理者が選択または非選択できるようになりました。

プロジェクト管理

  • プロジェクト エディタに[支払いステータス]フィールドが追加されました。これによって、XTM Portalで生成されたプロジェクトについて、プロジェクトマネージャによる経理的な制御がさらに可能となります。
  • [ユーザフィルター]ポップアップが再設計され、ユーザエクスペリエンスが向上しました。

ファイル処理

  • バックグラウンドでの検証プロセスにてインラインタグの順序の相違を受け入れることができるようになったため、Adobe Illustratorのターゲットファイルはより円滑に生成できるようになりました。
  • オフラインエディタにて使用されるプロジェクトXLIFFファイルのための高度なオプションであるステータス マッピングを、XTM Cloud管理者が定義できるようになりました。

XTM API

  • 以下を実行するためのXTM REST APIメソッドを新たに使用できるようになりました。
    • カスタマーの削除
    • カスタマーの編集
    • カスタマーの詳細を取得
  • TMファイルを生成するためのREST APIメソッドが拡張され、[承認済み]および[未承認]のTMユニットを同時に含めるオプションが追加されました。
  • REST APIが強化され、プリプロセスに対応しました。プロジェクトおよびプロジェクト テンプレートを取得するメソッドにて、プリプロセスに関する情報をレスポンスにて提供するようになりました。プロジェクトを作成するメソッドでは、プリプロセスのワークフローを含めるオプションに対応しました。

XTM Workbench

  • XTM Workbenchにて、スペル修正候補が表示されるポップアップ ウィンドウでの操作におけるユーザエクスペリエンスが改善されました。スペル修正候補を表示するための新たなショートカットも使用できます。
  • 新たに追加された専用のアイコンを使用して、ユーザコメントと、自動的に記録されたチェッカーの変更を区別できるようになりました。
  • ドッキングパネル上にてターゲットセグメントを使用してTMエントリを編集するためのオプションは、利便性を向上させるために再設計されました。

NLP

  • メトリクスを算出するためのNLP駆動のWeighted Token Levenshteinアルゴリズムが強化され、固有名詞のみが異なるセグメントを考慮するようになりました。
  • メトリクスを算出するためのNLP駆動のWeighted Token Levenshteinアルゴリズムが強化され、語順のみが異なるセグメントに対するTM活用において25%におよぶ向上が見られています。
  • XTM Workbenchでのインラインタグの自動挿入機能が改善され、 MFTA (Multi-Faceted Translation Analysis)による翻訳の綿密な分析において最新のXTM NLPの進展が活用されます。

翻訳メモリの管理

  • 特にセグメントIDを伴うセグメントに対するTMの上書き設定を、XTM Cloud管理者が定義できるようになりました。