Release Notes

XTM Cloud v12.5

一般

  • 制限付きPMロールを有するリンギストまたはユーザをSSO経由で自動的に設定できるようになりました。

XTM Workbench

  • XTM WorkbenchのQAチェックに新しい項目が追加されました。ターゲットセルに取り込まれたあいまいマッチが編集がされない場合、警告が表示されます。
  • XTM Workbenchに新しいオプションが追加され、抽出されたリピート セグメントのみを対象にプロパゲートを実行できるようになりました。
  • XTM Workbenchでの作業中にセグメントIDをワンクリックで容易にコピーできるようになりました。IDを対象として検索やセグメント抽出を実行中であっても、セグメントIDを非表示にすることも可能です。
  • XTM Workbenchのドッキングパネルは最適なユーザエクスペリエンスのために再設計され、新規ブラウザ ウィンドウにタブを開くことができるようになりました。
  • XTM Workbenchにてコンコーダンス検索を実行する際、[承認済み]ステータスを有する翻訳メモリのみか、未承認ステータスの翻訳ユニットを含む全メモリを対象とするかをユーザが選択できるようになりました。
  • XTM Workbench上でメトリクスを確認できるようになりました。

プロジェクトマネージャ

  • XTMの対象言語に以下が追加されました。アフリカの言語:ベンバ語、シャンガナ語、ルオ語、カセム語。北東インドの言語:マニプリ語、ナガミス語。アメリカ先住民諸語:カインガング語、ニェエンガトゥ語。
  • アサインされたワークフローステップの情報も保存されたExcelファイルを使用して、ユーザの一括インポートができるようになりました。
  • XTMのレートカードの価格に小数点以下4桁まで入力できるようになりました。
  • プロジェクト担当PMの名前をサブコントラクタLSPに対して表示するかどうかをコントラクタが決定できるようになりました。
  • レートカードでの最低料金の設定が改善され、プロジェクト、言語、タスクそれぞれのレベルにて最低料金を設定できるようになりました。
  • 時間単価でのプロジェクトのワークフローが容易に管理できるようになりました。任意のタスクに対する作業時間の見積りを定義し、言語ごとに全ファイルに対して反映できるようになりました。

ファイル処理

  • HTMLパーサが拡張され、インライン タグはより正確にプロセスされるようになりました。
  • 言語ごとに異なる複数形を取り扱うPOファイルがより正確にプロセスされるようになりました。

XTM API

  • REST APIの新規メソッドによって、リンギストやPO作成者へ発注書をメール送信できるようになりました。
  • REST APIを使用してプロジェクトを作成およびソースファイルを更新する際、ソースファイルごとにプロジェクトタグを定義できるようになりました。
  • REST APIが拡張され、ロケール固有のソースファイルでプロジェクトの作成や更新ができるようになりました。
  • REST APIの新規メソッドを使用して、ファイルを新たにアップロードするときのみでなく、ワークフロー進行中のいずれの時点においてもプロジェクトを再解析できるようになりました。
  • TAUS DQFとの連携において、[メタデータのみ]のAPIタイプが追加されました。これによって翻訳コンテンツをTAUSへ送信することなく、エンドユーザはDQF解析で作業することが可能になりました。TAUSへ送信されるデータタイプは、システム、カスタマー、プロジェクト テンプレート、プロジェクトそれぞれのレベルにて選択できます。
  • REST APIの新規メソッドによって、プロジェクトを有効化およびアーカイブできるようになりました。

 XTM Connect

  • デジタル エクスペリエンス プラットフォームであるCrownpeakと連携できるようになりました。
  • XTM Drupal – ConnectではDrupal 9に対応しました。
  • XTM Connect – Contentfulが新規コネクターとして開発され、コンテンツ管理プラットフォームであるContentfulとXTM Cloudの間での迅速で簡単な翻訳ワークフローに対応しました。
  • Slackとの新たな連携によって、プロジェクトに関わるすべてのステークスホルダーのコミュニケーションが拡張されます。手順の説明や質疑応答など、以前よりも飛躍的に整備された環境での迅速な対応が可能となります。

XTM Integration

  • カスタムMTエンジンとの接続を設定できるようになりました。

NLP

  • 言語を越えて単語間の関係をマッピングする専有技術である「中間言語ベクトル空間テクノロジー」を使用するアライメント、二言語用語抽出、インラインタグの自動配置などを含むXTM Linguistic AI機能はさらに拡張され、インドの10言語(アッサム語、ベンガル語、グジャラート語、ヒンディー語、カンナダ語、マラヤーラム語、マラーティー語、ネパール語、パンジャブ語、シンド語)に対応しました。
  • AI駆動の二言語用語抽出機能もさらに拡張されました。抽出プロセスにおいて最小頻度およびTF-IDF(Term Frequency:用語の出現頻度 – Inverse Document Frequency:用語の逆文書頻度)の重み付けの基準に基づき、生成された辞書から一般的な単語を決定して削除することができるようになりました。

TMマネージャ

新しいプロジェクト ワークフローステップが追加され、翻訳メモリから提示されるICEおよびレバレッジドマッチに対して、XLIFF:docステータスの[校正済み]と[検証済み]を[翻訳済み]へダウングレードできるようになりました。