Release Notes

XTM Cloud v12.9

全般

  • XTM Cloudのシステム構成が全体的に強化され、パフォーマンスが改善されました。また、XTM Cloudへアクセスする際のログイン先URLが変更されました。
  • MS Wordファイル(docx)に対してフィルターテンプレートを設定し、翻訳プロセスの迅速化とコスト削減が可能となりました。

プロジェクト管理

  • すべてのセグメントが完了していなければタスクの終了は実行できないオプションを、プロジェクトマネージャは選択できるようになりました。
  • [プロジェクト一覧]に表示される[最小期限]と[最大期限]は、プロジェクト納期に基づく期日ではなくなりました。
  • XTM Cloudに以下の言語が追加されました。
    • Krio
    • Hindi (Latin script)
    • Hausa (Latin script)
    • Herero
    • Nyanja
    • Rukiga
    • Runyoro
    • Oshiwambo
    • Mixtepec Mixtec
    • Hausa Ajami (RTL)
    • Hindi (Thoda English) – (Latin script)
    • Venda
    • Inari
    • Skolt
    • Ga
    • French (Algeria)
  • 自動ワークフローステップを設定できるようになりました。これによって、該当する翻訳メモリ ユニットの[変更者]メタデータ フィールドに[SYSTEM]と記録されることはなくなります。
  • プロジェクト上のステップいずれにもデフォルトのリンギストをアサインするオプションをPMは利用できるようになりました。
  • [高度な検索]に複数選択が可能な[ワークフロー ステータス]ドロップダウン リストが追加されました。これによって、PMはより柔軟性をもってプロジェクトを抽出できます。
  • [プロジェクト管理]セクションにて、[終了]または[未終了]のステータスを有する言語をPMはより簡易に判別できるようになりました。

XTM API

  • プロジェクト名を指定してプロジェクトを検索できるようになりました。同じ名前のプロジェクトが既存する場合、プロジェクトを作成するかどうかを決定できるようになりました。
  • 翻訳会社へアサインされたプロジェクトから[内部プロジェクトID]を取得できるようになりました。
  • 新しいREST APIメソッドが追加され、ワークフローステップの期日を定義または変更できるようになりました。
  • 統計の算出が改善されました。また、REST APIを経由して編集距離に関する値が返され、ジョブレベルで蓄積されるようになりました。

XTM Workbench

  • ユーザエクスペリエンスを全体的に改善するため、XTM Workbenchのツールチップには利用可能なショートカットに関する情報を含めることができるようになりました。
  • 新しいショートカットが追加され、XTM Workbenchでの移動はより迅速に快適に実行できます。

NLP

  • 単言語の用語抽出では、関連性の高い用語が最上位にリストされるようになりました。
  • XTM Cloudには、70以上の言語コンビネーションに対する新しい辞書が追加されました。
  • 改善された自然言語処理のトークン化が匿名化機能に活用されるようになりました。
  • ニカ国語用語抽出機能が改善されました。 特に、カスタマーの用語集に既存する用語に対する活用形がソース文書に含まれている場合、この用語を認識する性能が向上しました。

MT

  • SAP社によって開発された機械翻訳サービスであるSAP Translation HubとXTM Cloudを連携させることができるようになりました。
  • SmartMATE MTエンジンと接続されたプロジェクトにおいて、インラインタグがサポートされるようになりました。
  • Google MTでサポートされている以下の言語をXTMでもプロセスできるようになりました。
    • Turkmen (Turkmen TurkicまたはTurkmen Turkish)
    • Kinyarwanda
    • Tatar
    • Uyghur
    • Odia (Oriya)
  • DeepL機械翻訳エンジンとの連携がアップデートされ、ターゲット言語としてのデンマーク語に対応しました。